前へ
次へ

今もっとも子供たちが求めている授業の進め方

限られた時間の中で、どれだけの知識や言葉が子供たちの明日に繋がっているかというと、そこに不安を覚える先生も少なくないのが現代の教育現場の実態ではないでしょうか。現役の先生とのリアルなトークの中でも、そんな話をよく耳にします。しかし以前体験した模擬の授業では、我が子のみならず教室にいた子供たち皆が目の色を変えて、食いつくように授業を楽しんでいました。あんなに楽しそうに授業を受けている姿は、参観日でも見たことがありません。授業後には「あっという間過ぎてもっとしたかった」と授業の催促をするかのような発言まであり、親としても驚くばかりでした。そんな子供たちが身を乗り出してまで入り込んでしまう授業には、見ている側にも分かりやすい二つのポイントがありました。一つは「スピード」です。よそ見する暇がないほど、少しずつ含みを持たせながら掛合いを進めていくのです。これを先生自身が常に教室中を歩き回りながら、ジェスチャーを加えながら近づいてくるものですから、子供たちは目が離せません。そして二つめのポイントは「先生が誰よりも奇想天外である」ということです。とにかく掛合いから意見を皆が出し続けるような授業ですので、間違いも沢山。そんな間違いにはそれを上回る奇想天外な答えを先生が回答してくれる。これで子供たちは間違えることへの恐怖心もなくなり、いかに他と異なる意見をいうか、瞬時に頭をフル回転させるのです。

Page Top